フォトコンテスト応募と結果発表

撮影の舞台裏や雑記

初めての応募

2025年9月、初めてフォトコンテストに応募した。
犬撮影をメイン業態として活動しているが、その活動の中から作品撮りとして撮らせていただいた写真だ。
今回応募した第64回富士フイルムフォトコンテストは、希望すれば講評コメントをいただけると知り、それを聞いてみたかったのもある。
参加することで自分の作品の立ち位置を確かめたかった、という気持ちが大半を占めていた。

私は、動物の「かわいい」だけではない一瞬の輝きをとらえたいということを常日頃、心の片隅に置いている。
たとえば、命の輝き。その瞬間にしかない目力の強さや弱さ。その日、その瞬間の表情。
それらをとらえ、表現することを目的に、シャッターを押している。
この結晶の塊がどのような評価を下されるか?

評価者は、第三者の目。
被写体のオーナー様ではなく、撮影者の私でもなく、贔屓目0パーセント。
まさに色眼鏡ナシにどのような評価を下されるのかを、確かめてみたくなったためである。

まさかの銅賞

そして、結果はまさかの銅賞。
2万点を超える応募の中からわずか20点ほどしか選ばれない入選となった。
速達で入賞内定を受け取ったとき、本当に嬉しい気持ちになった。
これまで積み重ねてきた思考と技術が間違ってはいなかったと確信になった瞬間でもあった。
(淡々と書いているように見えてスミマセン。この後に続く文章も淡々と書くけど、本当にめちゃめちゃ喜んでるのよ!!😄)

「WaterDog.」
この企画は、かつて一緒に暮らしていた愛犬との記憶から始まった思い入れのあるプロジェクト。

「あの時、水中で遊ぶ愛犬の姿・表情を残せていたら。」

そんな自分の問いから生まれたプロジェクトの中の一枚。
かわいい、ではなく。映える、でもなく命がそこに在るということを、どうすれば写せるのか。
命の輝きが溢れている瞬間・表情をとらえたいという一心で磨き上げて、その結果を認められた気がして嬉しかった。

通過点としてとらえる

今回の受賞で、自分の立ち位置や思想がより強固になったように思う。
自分が信じて積み上げてきたものが第三者に評価されるだけの魅力を持っていることがわかったのが、今回の振り返りである。
今後、コンテストを追いかけるかどうかは未知数だが、少なくとも賞の積み上げが目的になることはないと思う。

命溢れる表情を撮って残せる形にし、提供すること。
それはこれからも変わらない私の軸として、今後も積み上げていこうと思う。

今日はワインを開ける。おめでとう、自分。

今後の予定

4月に富士フイルム本社にて表彰式が行われた後、全国5都市ギャラリー(東京大阪、福岡、札幌、名古屋)にて順次、入賞作品展示会が開催。
そこで本作品も展示されます。
また5月15日よりSONYストア名古屋(栄駅徒歩2分!)開催の平井育人写真展「躍動」でも作品を展示いたします。
いずれも無料ですので、ぜひ遊びに来ていただきたいです。