WaterDog. #11|渓谷で水中を駆ける一瞬をとらえる。

【企画】WaterDog.

曇りのち、小雨、ときどき光

この日、向かったのは岐阜県内のとある渓谷。
天気予報では晴れ──のはずが、現地に着いてみると、まさかの小雨。
木々に囲まれた渓谷の中、時折差し込む太陽の光が水面を照らし光っている、そんな光景。

そんな幻想的な空気のなかで迎えた、WaterDog.の撮影。

ロキくんという存在

この日の主役は、ボーダーコリーのロキくん。

川に入るや否や、全身で水と遊び、渓谷のあちこちを縦横無尽に駆け巡っていたその姿は、まるで自然の中の風のようでした。

泳いで、走って、ときに飛び込んで──
どの瞬間も「意気揚々」という言葉がぴったりで、撮影者である私までつられて笑ってしまうほどでした。

そしてその姿を、オーナーさんがとても温かい目で見守っていたのがとても印象的でした。
一緒に来ていたオーナーさんの母上様も、川でメダカをすくって楽しそうで。
撮影する私、暖かく見守るオーナーさん、メダカすくいの母上様、そして縦横無尽に泳ぎまくるロキくん。

私も川へ潜る

WaterDog.ではウェットスーツを着ての撮影となります。

水温はそれなりに冷たかったけれど、なんというか──
遊んでいるロキくんの姿を見ていたら、私も撮るだけじゃなくてもっと遊びたくなって。

水の中に潜って見たロキくんの表情は、地上からとはまた違って、ちょっとだけ少年っぽい顔をしていたように思います。なんというか・・・必死さが伝わる。

何だか水を前にすると犬も(私も)少年に戻ったように楽しむことができる気がします。
「(かしこまって)撮影!」というよりはワチャワチャとはしゃぎながら撮ってて。

そんな、心地いい数時間のセッションとなりました。

最後に。

結果的に、この日の空模様は「正解」だったような気がします。

雨上がりのしっとりした渓谷。
雲の切れ間から差す光。
そして、水しぶきを上げて走り抜けるロキくん。

全部が、1枚1枚の作品に「空気」を閉じ込めてくれたような、不思議なロケでした。

WaterDog.撮影。
こうして1回1回の撮影が、「記録」ではなく「記憶」になっていくのを感じます。

ロキくん、ありがとう。
また遊ぼうね。

この世界を、少しずつ届けていきます

3回目のロケ撮影となったWaterDog.。 今回も新しい表情をとらえることができました。
これからの撮影記録や作例も、Instagramとブログで随時発信していく予定です。
リアルな試行錯誤や、現場の空気感も一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

WaterDog.一覧

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