撮らない日々が、撮りたいを教えてくれた。

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夏の休暇と、あたらしい写真のこと。

8月。
2週間ほど、家族と過ごす時間をいただきました。
海外にいる妻と娘が帰国してくれて、久しぶりに3人そろった特別な夏。
伊豆半島の先端まで旅行に行ったり、プールやBBQを楽しんだり、
ほぼ毎日、笑い声の絶えない時間が続いていました。

久々のまとまった休み。
けれど──カメラを完全に手放すほど、私は器用ではなかったようで。

ふとした瞬間に、「あ、こんな光で撮れたら…」とか、
「この静けさを、写真にできないかな…」なんて考えてしまう。

楽しい、だけじゃない。
少し立ち止まったからこそ、「撮りたい」がじわじわと浮かび上がってきた。
そんな夏でした。


犬や猫の肖像に「品格」を宿すということ

新しい「撮りたい」。
それは、肖像画のようなポートレート表現です。

これまでも、背景紙と光を使った撮影は
「Color Pop Portrait(カラーポップポートレート)」として展開してきました。
鮮やかな背景、弾けるような可愛らしさ。
シンプルな構図と多灯ライティングで、犬の表情や動きを引き出す。
活力や無邪気さを写し取る、私なりの「ライティングとしての王道」の形です。

でも今回の肖像は、それとはまったく別の位置づけ。
求めたのは、深みと静けさ。そして、品格。
命に宿る意思や凛とした佇まいを、ひとつの作品として、丁寧に浮かび上がらせること。

背景も、光の造りも、一から設計し直しました。
目指したのは、まるで肖像画のように、
気高さや静寂までも写し込むような一枚です。


そこで、背景も光の作り方もすべてを設計し直して、まるで肖像画のように「気高さ」や「静けさ」まで写し込むことを目指しました。

動物は、ただ可愛いだけの存在ではありません。
ときに気高く、ときに厳しく。
まっすぐな意思で、私たちと向き合ってくれる。
その「空気」までも含めて、飾れる一枚として残したい。

この肖像ポートレートは、いずれColor Popとは異なるラインで、
記念や追悼、人生の節目にふさわしいサービスとしてリリースしていく予定です。

そしてゆくゆくは、犬だけでなく猫や小動物たちも対象に。
また出張撮影にも対応できる形に整えていけたらと考えています。


まとめ| 写真は、やっぱり誰かのためでありたい

少しずつ、かたちにしていきます。

今回の肖像ポートレートは、まだ試作段階。
けれど、ここから丁寧に磨きあげて、
一つのサービスとして、少しずつ形にしていこうと思っています。

写真は、いつも誰かのためにあるもの。
そして、大切な存在に敬意を込めてシャッターを切ることが、
いちばん自然で、まっすぐな「撮る理由」なのだと感じています。

また次の形が整ったら、改めてお知らせしますね!

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