イクティさんに独占インタビュー！撮影中のうれしい、教えてください！

やっぱり、お客さんの笑顔が見れたときかな。
「こんな表情を撮ってほしかったんです」「イクティさんだから撮れた笑顔です！」って言ってもらえると、ああ来てもらえてよかったなって思う。
撮影って、綺麗に撮影するだけじゃなくって、その後ろにいる飼い主さんの気持ちに寄り添う時間でもあるんだよね。

うん。
納品後に「リビングに飾りました」って報告してくれる方もいてね。
実際に、額に入れた写真を見せてもらったときは、ぐっときたよ。
「撮ること」だけじゃなくて、その家族の歴史の一部に寄り添えたって思えて。
あのときは、ちょっと泣きそうになったな。

それがね……
実は、昔の後悔とつながってるんだよ。

うん。
昔、ゴールデンレトリバーと一緒に暮らしてたんだ。
でも当時はまだスマホもなくて、ガラケーでね。
記憶には、一緒に泳いだり、ボールを追いかけたりした「あの瞬間」がたくさんあるんだけど、それを写真として残すことができなかったんだよ。
そこにずっと、後悔があるんだよね。

そうだね！
特に、「初めての撮影会参加なんです」って言ってくれると、もう……胸が熱くなる。
発信してきた想いが届いてくれて「今、残そう」っていう行動につながった。
その0から1が生まれた瞬間に立ち会えたことを、心から嬉しいと思ってる。

うん、そうかもしれない。
だから私は、シャッターを押すときに「ただの記録」じゃなくて、「未来の宝物になるかもしれない」って気持ちで撮ってるよ。
今、何気なく撮った1枚が、5年後、10年後にその家族にとってどれだけ大事になるか……。自分の後悔があるから、痛いほど分かるんだ。

そうだね。
「今、残そうと思って来てくれてありがとう」って、撮影中ずっと思ってる。

写真を見たときに、「撮影会に行ったあの日、楽しかったね」って思い出してもらえるような、時間そのものが記憶に残るような体験を届けたいと思ってます。
「わんちゃんと一緒に過ごした、ちょっと特別な日を体験できた」、そんなふうに感じてもらえたら嬉しいです。