WaterDog.™ #04|順調に進むギア調達。

【企画】WaterDog

はじめに

川に入って撮ると決めた瞬間から、 「何が必要か」「どこまで整えるか」をずっと考えていました。
半水中という表現に挑む以上、 どれだけ気合いや根性があっても、装備が足りなければ絶対に“表現”には届かない。

だから私は、ちゃんと揃えることにしました。
今回は何をそろえたかを公開していきます。


1. GoPro+ドームポート(実戦投入済)

まずは初期トライとしてGoPro HERO8を活用。 半水中を撮るには必須となる“ドームポート”も導入済み。これは#03で川に入って撮影テストをしたときにすでに使いました。

結果は……

うん。まぁ、それらしくは撮れるね。

撮れる。
けれど、それは表現者の求めるレベルには満たなかった(わかっていたことではあるけど)
ただ、ドームポートで確認することで、実際に自分がどのような画を作っていくべきか?という頭の整理ができた。


2. ウェットスーツ(ロングジョン+ジャケット)やウォーターブーツ

#03川でのトライ時。川の水。その環境に耐える人間側の準備が甘かった(笑)
川に入りながら、三途の川が見えた気がした。
冷たい水でも耐えられるように、保温と動きやすさのバランスが取れた“ロングジョン+ジャケット”のウェットスーツを購入。

初めて袖を通したとき、思ったよりもフィット感があって動きやすい。
これで、川でも“撮る”ことに集中できる準備が整いました。
サーファーでもなければ、マリンスポーツをするわけでもない私が、まさかウェットスーツを買うとは。


3. 水中ハウジング for α7 IV

そして最大の投資。

ミラーレス一眼 α7 IVを“水中で使う”ための本格ハウジング 。

かなり高かった。これが届いたとき、「もう後戻りはできないな」と思いました。
そして、このハウジングに合わせて専用ポート(レンズみたいな部分)も導入。
高画質で“半水中”を撮れる環境を、しっかり整えました。

愛機、α7Ⅳと水中撮影用のハウジング

4. 機材が揃ったということは──

いよいよ、「本気の撮影」が始められる状態になったということです。
まだ撮影候補地は数か所しかイメージ湧いていないし、まだモデル候補もいない。だけど──

「これから形にしていく」準備は、もうできてる。

WaterDog.™ Projectは、単なるアイデアじゃない。
本気で、現実にしていく段階に入りました。


おわりに

これで、ようやくWaterDog Projectの“スタートライン”に立てた気がしています。撮影場所、機材、そして表現したい想い。 全部が整って、あとはここからどんな景色を見ていくか。

次回は──

このプロジェクトに込めた想い。 なぜ「水の中の犬」を撮ろうと思ったのか。その原点を、改めて綴りたいと思います。

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