ペット撮影をしていると、「晴れの日のほうが良い写真が撮れるんですよね?」と聞かれることがあります。
でも実は、曇りの日にも晴れの日にも、それぞれ違った「魅力と工夫のポイント」があるんです。
この記事では、光の性質の違いや、実際の撮影シーンにどう影響するのかを、図解付きでわかりやすく紹介します!
晴れの日は、光と影がはっきり
晴れた日は、太陽の直射光がそのまま届くので、コントラストの強い写真になります。
- 明るいところはしっかり明るく
- 影はくっきりと濃くなる
- 光の向き(順光/逆光/サイド光)によって印象がガラッと変わる
🌞 良い点
・毛並みの立体感が出やすい
・ダイナミックな印象に仕上がる
・シャッタースピードが稼げるので動きものに強い
⚠️ 注意点
・影が強く出すぎると顔が真っ黒になったり、毛がテカってしまうことも
・表情が見えにくくなるので、光の向きと背景処理が重要に



曇りの日は、やさしい自然光の“巨大ソフトボックス”
一方、曇りの日は、雲が太陽の光を「拡散」してくれます。
これがまさに「空全体が巨大なソフトボックスになっている」ような状態。
- 光がまんべんなく回り、影ができにくい
- 毛並みや表情に柔らかいトーンが出やすい
- どこで撮っても、だいたいキレイに撮れる
☁️ 良い点
・黒い子や白い子でも階調が残りやすい
・自然な透明感が出る
・お客様撮影でも「失敗しづらい」
⚠️ 注意点
・光にメリハリがなくなるので、のっぺりした印象になることも
・逆光やサイド光のような“演出”はしづらい



図解で見る「晴れ」と「曇り」の光の違い
こちらの図をご覧ください👇
- 晴れの日は「点光源(直射)」で影が濃く、輪郭がくっきり
- 曇りの日は「面光源(拡散)」で影が薄く、柔らかく包むような光に
この違いが、写真の雰囲気を大きく左右するんです。

どっちが良い?正解は「どちらも魅力的」
どちらの天気が良い・悪いではなく、どう撮るか、どう活かすかがポイントです。
- ダイナミックに残したいなら晴れ
- 優しくナチュラルに残したいなら曇り
そのときの空気感やワンちゃんの雰囲気に合わせて、最適な光を選ぶ。
それが、自然光ロケ撮影のいちばん楽しいところです。
📌 おわりに(イクティ個人的な感想)
ちなみにこれは、私の本音なんですが──
撮影の日、気分が上がるのはやっぱり「晴れ」です☀️
バチッと光がハマったときの写真は、やっぱり最高に気持ちいい。
毛並みがきらっとして、背景も抜けて、撮ってるこっちまでワクワクします。
でも実は、撮影の難しさも「晴れの日」なんですよね。
光が強いぶん、影も出やすくて…顔が暗くなったり、毛がテカったり。
そして、編集も実は「晴れの日」のほうが難しい(笑)
1枚ずつ丁寧にレタッチしてるので、なかなか大変だったりします😂
一方で、曇りの日は、撮っているときの気分はちょっとおとなしめ。
でも、光がやわらかく回ってくれるおかげで、どこで撮っても顔がしっかり写るし、表情もとっても自然。
ふんわり優しい写真が撮れるのは、実は曇りの日の特権なんです☁️✨
だから私は、曇りの日の撮影もすごく好きです。
結局、どっちがいいって決められない!
撮影は、どんな天気でも楽しいってことですね!!
📸 Ikuty photoでは、晴れの日も曇りの日も、その子らしさが一番伝わる光を選んで撮影します。
「黒い子だけど大丈夫かな?」「撮影、どんな感じになるの?」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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